福岡県の発表によると、ふるさと納税サイトを無断でコピーし、“寄附額値引き”などの手口で、偽の口座に振り込ませようとする悪質な偽サイトが確認されているという。
偽サイトは、ふるさと納税サイトの画像を転載して本物のサイトを装っており、“寄付額値引き”など、通常行っていない表記がある。また、通常あるはずの自治体の住所や連絡先、メールアドレスの表記がなく、支払い方法が口座振込の場合、市町村と関係がない口座名義(個人名や会社名)となっている。
なお、福岡県では「ふるさとチョイス」、「F-REGI」及び「さとふる」の3つのサイトでのみ寄附の受付を実施しており、その他のサイトとは無関係だ。
福岡県は、ふるさと納税サイトを閲覧する際、自治体の公式ホームページのリンクからアクセスするなどして、偽サイトには十分注意するよう呼びかけている。