2020年3月30日(月)、DOGENGERS(ドゲンジャーズ) 放送前記者会見が開催された。DOGENGERS(ドゲンジャーズ) とは、福岡初の特撮作品だ。
記者会見では、今回脚本を担当した株式会社悪の秘密結社の広砲部部長であるシャベリーマンさんが司会進行を務める中、田中次郎役の正木郁さんや、ゆき役の桃咲まゆさん、荒川史絵監督が登場。
(写真:左から 桃崎まゆさん、正木郁さん、荒川史絵監督)
荒川監督は、「通常3ヶ月の撮影を1ヶ月で仕上げた」と撮影の苦労を振り返った。また、正木さんは「限られた撮影期間の中、クオリティだけは落とさない、妥協しない、という監督の思いが詰まった作品になっている。そういったところも注目して見ていただけると嬉しい」と語った。
作品では、福岡で活躍する地元のヒーローが、海の中道海浜公園や、西新商店街、能古島など、身近な福岡の土地を舞台に戦いを繰り広げるのも見どころのひとつだ。
記者会見では、北九州の観光親善大使である「キタキュウマン」、活動歴8年目となる、朝倉を中心に活動するヒーロー「吹王火剣フクオカリバー」、「薬飲んで、寝ろ」のキャッチコピーが話題となった「薬剤戦師オーガマン」、田中次郎が変身するニューヒーロー、「オーガマン・ルーキー」、サラリーマンヒーローであり、食育活動などを佐賀県で行っている「営業部ヒーロー課ヤマシロン」、中間市で活躍する、ヒーローとプロレスの二枚の看板を背負って戦っている「天元の勇者エルブレイブ」も登場。さらに、株式会社悪の秘密結社代表取締役社長「ヤバイ仮面」も乱入し、会見の場を沸かせた。


シャベリーマンさんは、今回の作品の放送意図について、エンドロールで“やくいく手帳”の使い方を啓蒙する映像を流していると説明し、“やくいく手帳”を全国に普及し、薬の飲み忘れなどを子どもから大人へ啓蒙できるように残薬問題に取り組むと述べた。また、「コロナウイルスが、今世界で猛威を奮っています。コロナウイルスであったり、予防やその対処が注目を浴びる中で、この”やくいく手帳”というものが、感染拡大を防止するものとして、使っていただけるように頑張りたい」と語った。

荒川監督は、「作品を通して子どもたちが、“やくいく手帳”やヒーロー達をかっこいいと思ってくれて、かっこいいから手帳を持ちたいと思って、”やくいく手帳”が根付いてくれたら」と期待をよせた。
DOGENGERS(ドゲンジャーズ) は、4月12日(日)KBC朝日放送より、午前10時から放送開始だ。