福岡初の特撮作品、誕生!
福岡のヒーローが集結し、福岡を舞台にした特撮作品「DOGENGERS(ドゲンジャーズ)」が、2020年4月12日(日)〜6月28日(日)の毎週日曜日の午前10時より、福岡のテレビ局KBC(九州朝日放送)にて放映されることが決定した。

吹王火剣フクオカリバー(FukuokaliburProject)/天元の勇者エルブレイブ(有限会社八幡建設、BraveProject)/営業部ヒーロー課ヤマシロン(山代ガス株式会社)/オーガマン・ルーキー(ドゲンジャーズ制作実行委員会)/薬剤戦師オーガマン (株式会社大賀薬局)/キタキュウマン(KitaQmanProject)/ヤバイ仮面(株式会社悪の秘密結社)/:画像左から順
「DOGENGERS(ドゲンジャーズ)」は、様々なヒーローが既に実在する福岡に、違う地域から訪れた主人公の青年(田中)が、それぞれのヒーローを通して、ヒーローとはなにかを学んでいく物語だ。福岡初の特撮作品で、地域で活動するヒーロー×特撮のプロフェッショナルがタッグを組み、「子どもたちが家族の健康を守るヒーロー」になれる作品を展開するという。
「DOGENGERS(ドゲンジャーズ)」の制作にあたるのは、脚本を手がけている株式会社悪の秘密結社(福岡市中央区)。同社広砲部部長シャベリーマンさんは、「今まで福岡で特撮番組を撮る機会はありませんでした。制作の発端はオーガマンです。今までのテレビヒーローは、変身ベルトでヒーローに変身し、夢や希望を子どもたちに伝えています。今回福岡で初めて作品を作る中で、オーガマンのやくいく手帳を発展させた、ドゲンジャーズの「やくいく手帳」が子どもたちに浸透し、テレビヒーローの変身ベルトのような役割を果たし、薬の飲み忘れなどを子どもから大人へ啓蒙できるように繋がれば嬉しく思います」と語る。
”オーガマン”とは、福岡市を中心に店舗を展開する大賀薬局(本社:福岡市博多区)から生まれた薬剤師のヒーロー、”薬剤戦師オーガマン”だ。公式サイトによると、患者さんの自己判断で薬を最後まで飲みきらずに廃棄されてしまう薬は年間約500億円分にのぼるという。そんな「残薬問題」に立ち向かうため、一般的な「お薬手帳」とは少し異なる「やくいく手帳」を活用し、処方された薬を最後まで飲むことの大切さを訴え、「薬を『増やす』のではなく『減らす』ことが薬剤師の使命である」としているのがこのオーガマンだ。

今回脚本を務めたシャベリーマンさんは、「テレビ作品では、子どもたちから親やおじいちゃんおばあちゃんに対して、『おくすりのんだ?健康でずっと長生きしてね』と、子どもから啓蒙できるように、子どもが家族の健康を守れるヒーローになれるように繋げていきたいです。少子化問題など、様々な問題もあるが、家族がいることで得られる、自分の身を案じてくれる人のありがたさなどを、作品を通してフォーカスを当てることができれば」と語った。

実際、この作品はSDGs第三項目「すべての人に健康と福祉を」における持続可能な社会実現の一環として、おくすり手帳を番組オリジナルの「やくいく手帳」として作成し、全国の薬局(オールジャパンドラッグ加盟店をはじめとした希望店舗)へ合計100万部を放送開始日前後に無償配布するという。
シャベリーマンさんは、今回の作品の見どころについて「キャリア20周年を控えた荒川監督をはじめ、撮影、編集スタッフも、みんな特撮作品に精通したスタッフで作り上げています。実際、放送地域外の方からも、作品を見たいというお問い合わせも多数いただいています。」と作品のクオリティーの高さについて語った。福岡のヒーローが活躍し、数々の特撮作品を世に送り出してきた特撮作品のプロフェッショナルが福岡に集結、日本最高水準の特撮作品を展開するということで、作品への期待が寄せられる。

その他
■ドゲンジャーズ公式Twitter:@dogengers
■スタッフ
監督 荒川 史絵
撮影 田宮 健彦
照明 南園 智男
操演 船越 幹雄
合成 林 潔
編集 平野 一樹
アクション監督 柴原 孝典
メインスーツアクター 押川 善文
脚本 シャベリーマン