LINE株式会社、子会社でコミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上でモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」を運営するLINE Pay株式会社、同じく福岡を拠点とする子会社のLINE Fukuoka株式会社は、LINE上で粗大ごみ収集の申込みができる「福岡市粗大ごみ受付LINE公式アカウント(LINE ID:@fukuokacity_sdg)」における、“粗大ごみ処理手数料をLINE Payで支払える機能”の利用可能エリアを2020年1月28日(火)より福岡市全域へ拡大することを発表した。

“粗大ごみ処理手数料をLINE Payで支払える機能”は、2019年7月1月(月)よりエリアを中央区に限定し実証実験中だ。限定の対象として先行実施していた中央区において、粗大ごみ処理手数料の支払いまで利用した対象へのアンケートでは、約96%が“便利だった”と回答。フリーコメント欄には「いつもコンビニに行くのが億劫だったので、とても便利だと思いました」「受付時間内に電話するのが難しいため、LINEで気軽に申し込み、支払いができるのは便利」などの評価の高いコメントが多く寄せられている。また、LINE Payで支払いをしたユーザーのうち30%は、この機能を利用するために新規にLINE Payに登録したユーザーだ。

LINE株式会社/LINE Fukuoka株式会社と福岡市は、2016年10月に「情報発信強化に関する連携協定」、2018年8月には「地域共働事業に関する包括連携協定」締結。“未来志向のまちづくり(SMART CITY )”の実現に向け共働を続けている。
2017年4月「ほしい情報だけが届く」をコンセプトに公開した福岡市LINE公式アカウントでは、その後も機能拡充を続け、直近で追加した道路・河川・公園等の不具合をLINEから簡単に通報できる「道路公園等通報」機能や、平常時の“備え”から災害時の“避難”までシームレスに支援できる「避難行動支援」機能も好評で、登録者数は164万を超えだ。
他にも、福岡市実証実験フルサポート事業「キャッシュレス」終了後の本格導入においては、引き続き役所窓口でのLINE Pay支払いに対応するなど、福岡市行政サービスにおけるLINE技術活用シーンは、いまも広がりを続けている。