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2020年1月10日(金)、明太子の日に「博多中洲明太菓子 寿(とし)おこし」が新発売!

明太子を中心とした食品販売会社の株式会社ふくやは、2020年1月10日(金)明太子の日より、「博多中洲明太菓子 寿(とし)おこし」を発売した。明太子の日とは、日本で初めて辛子明太子を開発し広めた、ふくや創業者である川原俊夫さんが1949年1月10日に日本で初めて明太子を販売した日に由来し、ふくやが制定したものだ。

「博多中洲明太菓子 寿おこし」は、同社「はかたいむ」シリーズの第1弾「すずめの卵」第2弾「かめの子」に続く第3弾として登場した、‘おこし’に明太子の調味液を練り込んだお菓子。一口サイズで女性でも食べやすい大きさの‘おこし’は、口に含むとまずお米の甘さを感じ、噛んでいくごとにピリ辛の明太の風味を感じることができる。甘さの中にも絶妙な辛さを楽しめるお菓子だ。‘おこし’は縁起物でもあり、パッケージにも鯛などの縁起のいいデザインがあしらわれているため、引き出物などにもおすすめだという。

今回の「博多中洲明太菓子 寿おこし」の開発について、同社販売促進課の熊抱裕子さんは、「明太子の製造メーカーのため、今までお菓子系の自社製品は辛めのものが多かったんです。そのため、今回は甘辛い新しい味を作っていこうという話になりました。明太子とお米は相性がいいため、お米を使った縁起物のお菓子である‘おこし’で有名な、歴史ある杉谷本舗様と協業し今回の商品が誕生しました。お米本来の甘みと、自社開発の明太子パウダーの味を生かした絶妙なバランスのお菓子が出来上がったと思います」と語る。

店頭では紅白のパッケージが目を引く。今回訪れたふくや博多駅地下街店の大原里子店長は、「ふくやでこんなに甘みのあるお菓子は、今回が初めてかもしれません。今までは、すずめの卵などのように明太子の辛味を生かした商品が多かったんです。今回は甘さの中に、あとを引くピリ辛の味が楽しめます」と話す。「博多中洲明太菓子 寿おこし」は、博多駅などの直営店やネットで購入可能だ。

ふくやでは、今後も自社開発の明太子パウダーを生かした「はかたいむ」シリーズを開発していく予定だという。熊抱さんは、「次はお野菜と自社の明太子パウダーを合わせた、食物繊維なども取れる身体に優しいお菓子を開発したいと考えています。また、明太子は生ものなので、『はかたいむ』シリーズの明太子の美味しさを詰め込んだお菓子で、ふくやの明太子の美味しさを気軽に持ち運んでいただきたいです」と語った。今後どのような新しい博多土産が誕生するのか注目したい。