2019年3月10日グランドオープンを迎える門司港駅に、地元門司生まれの豆紙人形作家 マサコ・ムトーさんの作品を展示することが決まった。88歳から作家活動を開始したマサコ・ムトーさんが製作し、海外でも賞賛された小さくて可愛らしいお人形たちをぜひご覧あれ。
展示作品
テーマごとの豆紙人形を1テーマずつケースに入れて展示する。また豆紙人形は季節やイベントにより入れ替える予定だ。
テーマ一覧
・ 子どもの遊びや懐かしい風景 … 25 点
・ 聖書物語 … 16 点
・ 戦時中の風景と懐かしい思い出… 12 点
・ 女性の髪形の変遷(大正初期から昭和初期まで)… 21 点
・ 東海道五十三次(最後の作品)… 5 点
展示場所
門司港駅1階 みどりの窓口(旧一・二等待合室)横のカウンター
参照元:http://www.jrkyushu.co.jp/
作者プロフィール
参照元:http://www.jrkyushu.co.jp/
門司が生んだ豆紙人形作家 マサコ・ムトーは目も足も不自由ながら70歳から絵を習い始め88歳から豆紙人形作家として花開いた。マサコ・ムトーの生き方は、同じ世代の人々に「人生 遅すぎることはない」と生きる励みを与えた。
【関係書籍】
「人生いつでも花開く」
(ヒロコ・ムトー著、野絵瑠社刊)
1913年(大正3年)福岡県門司市(現在の北九州市門司区)生まれ。
1930年(昭和5年・17歳)下関梅光女学院卒業。
1983年(昭和58年・70歳)パステル画を習い始める。
1991年(平成3年・78歳)パステル画初個展。
2001年(平成13年・88歳)初めての豆紙人形展で豆紙人形作家デビュー
その作品は中国、アメリカ、フランスと海外で展示・賞賛される。
2005年(平成17年・92歳)パリ・日本文化会館にてアンコール展。展示作品130点をパリ6ヶ所に寄贈。日本外務省の日本広報ビデオにアーティストとして紹介。6ヶ国語に翻訳され世界中の大使館に配布される。
2006年(平成18年・93歳) 逝去。
2007年(平成19年)パリの3ヶ所でマサコ・ムトー追悼展開催。
2013年(平成25年)北九州市「到津の森公園」にて「生誕100年マサコ・ムトー人間展」を2ヵ月半開催。
作者作品・関係書籍
参照元:http://www.jrkyushu.co.jp/