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福岡モーターショー2019が開幕!
「福岡モーターショー2019」が、2019年12月20日(金)、福岡市で開幕した。福岡モーターショーは7回目、2017年以来2年ぶりの開催だ。今回は「人とクルマが繋がる未来」をテーマに、国内四輪8ブランド(トヨタ、レクサス、ホンダ、日産、ダイハツ、スバル、マツダ、スズキ)、二輪2ブランド(ホンダ、スズキ)、 輸入四輪19ブランド、二輪9ブランドの計38ブランドの魅力的なモビリティが集結した。
開会式では実行委員会名誉会長の小川洋福岡県知事が「最新技術によって車というものが大きく変わってきています。人が保有して操るものから、人と繋がり、モビリティや色んなサービスを提供するものといった形で進化をし続けています。そこで今回は、未来のモビリティ社会、その可能性と魅力について皆様方に感じ取っていただけるようテーマに設定させていただきました。また、北部九州で製造している最新の車の展示や、将来のモビリティ社会を担っている企業や大学の最新の取り組みも紹介しています。」と語った。

最新モデルの車や、未来の車も
マリンメッセの会場では、国内メーカー各社の「コンセプトカー」などが並び、最新技術の詰まった未来の電動スポーツカー『e-RACER』、次世代軽トラックをコンセプトにした小型トラック『ツムツム(TsumuTsumu)』などが注目を集めていた。また、3メディアのサービスを体感できるVRを利用したコーナーや、PlayStation(R)VRを使用し本物のドライビングシートに座った感覚で1対1のレースを楽しめる「グランツーリスモSPORT」などの体験型の展示も人気。12月21日(土)、22日(日)にはe-モータースポーツ大会で活躍しているプロドライバーが参加する「グランツーリスモSPORTデモレース」が実施予定。白熱した試合が期待される。

高級車が集まった姿は圧巻!!
福岡国際センター会場では、ロールスロイスやアウディなどの高級車の展示がされており、憧れの車を前に、スマートフォンで写真を撮る人の姿が多く見られた。見学にきていた学生は、「将来はこんな車に乗りたい!」と盛り上がる様子も。福岡国際センターでは、「福岡モーターショー2019」のグッズが販売されている唯一の会場といこともあり、多くの人が並んでいた。

子どもが楽しめるブースも
また、会場の外にある「はたらくクルマ」ブースでは、自衛隊の車両や消防車、はしご車などが集結。福岡市消防局の隊服に身を包んだ幼児らが、消防車に乗せてもらい楽しそうにしていた姿が印象的だった。

九州の学生が造った車は必見!!
一方で福岡国際会議場では、「北部九州クルマの魅力と未来展」や「九州学生製作車両展」が開かれ、大学生が造った車の展示やパネリストによる講演会などが展開。大学生が造った車の展示では、実際に車を造った学生らが観覧者に説明する姿も見られた。

九州のグルメやイベントも盛りだくさん
国際会議場と福岡国際センター会場をつなぐ歩道には「FUKUOKAキッチンカーランド」コーナーも。佐賀牛や宮崎の肉巻きおにぎり、もつ鍋など九州を代表するグルメを味わえる。近くのステージや沿道では、福岡県で活躍中のアイドルや芸人、パフォーマー、ゆるキャラたちの姿も。

福岡モーターショーは2019年12月20日(金)から23日(月)の4日間、マリンメッセ福岡や福岡国際センター、福岡国際会議場で開催。2年に1度の開催となるため、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。