株式会社やまやコミュニケーションズは、2019年12月1日(日)、明太フランスパンを再現した本格派「めんたいラスク」を発売した。石釜で焼いた2度焼きのフランスパンを使用し、サクサクとした食感を実現。明太子のピリ辛とバターの風味の相性がよく、甘さ控えめの大人の風味に仕上げられている。にんにくは使用されていないため、お土産としてだけではなく、パーティーなどでも活躍しそうな一品だ。発売から1週間後の12月8日(日)時点で、売り上げ個数は約2000個と好調。博多駅や福岡空港の売店で販売されている。
今回の「めんたいラスク」の開発について、同社広報太田美和さんは「博多土産として人気の明太子ですが、冷蔵商品のため、お土産として持ち歩きづらいという声がありました。そこで今回は、そういったニーズに応えるため、人気の明太フランスを常温で手軽に食べられるように開発しました。今までにない新しい明太子の食べ方を提供したいと考えています」と語る。
パッケージにもこだわりが詰まっている。ビジネスマン向けのお土産として、控えめなデザインが多い中、同商品は一際目立つネオンカラー。「20代〜30代の女性客にも目を向けてもらうため」(太田さん)という。やまやの食卓マイング店副店長の那須春香さんは、「軽い食感なので、年齢問わず食べやすいのが特徴です。お菓子を通じてやまやを知っていただけたら嬉しい」と語った。
(写真:(左)副店長那須さん、(右)店舗従業員)
「めんたいラスク」の販売については、順次、福岡空港・博多駅の各売り場に広げていく予定。新たな博多土産の定番になるか、注目される。