福岡県の自動車税の納税額は約600億円で、県政の貴重な財源の一つ。福岡県では、毎年、街頭でのキャンペーンなど納期限内の納付に係る広報活動を行うほか、県民の皆さまの利便性向上のため、コンビニやクレジットカードでの納付や口座振替の導入を行ってきた。その結果、納期限内の納付率は年々向上してきていて、平成30年度は約80%となっている。
このたび、納税者のさらなる利便性の向上を図るため、31年度から、スマホを使ったキャッシュレス決済により、窓口や店頭に赴くことなく、いつでも、どこでも納税することが可能となる「LINE Pay」のサービスを導入すると発表。自動車税での「LINE Pay」の導入は、都道府県では神奈川県に次いで全国2番目となる。
福岡県では、キャッシュレス決済について、今後も、納税分野での拡大や民間企業への導入促進などに取り組んでいくと述べた。
『LINE Pay』とは
スマートフォンの無料アプリ「LINE」の送金・決済サービス。納税通知書等に記載されたコンビニ用バーコードをスマートフォンのカメラで読み込むことによって、あらかじめチャージした残高で24時間どこでも税金や公共料金等を納付することができる。
この報告が行われた知事定例記者会見の模様は、ふくおかインターネットテレビの動画配信サイトで確認できる。
開始期間
31年度の自動車税から利用ができる(4月下旬以降)
必要なもの
●「LINE」アプリをインストールしているスマートフォン
事前に「LINE Pay」への登録を行い、納付額以上の額を銀行口座やコンビニ等からチャージしておくことが必要。
●自動車税の納税通知書
納付額が5万円未満のものに限る。
利用者手数料
無料
『LINE Pay』による納付の流れ
まず、LINEアプリの請求書支払いを選択する。次に、納税通知書のバーコードを読み込み、内容確認のうえパスワードを入力し、支払い完了となる。
参照元:http://www.pref.fukuoka.lg.jp/