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西鉄 福岡都心部循環BRT(連節バス)を大幅増便

通勤時間帯における利便性向上に向け、7月20日にダイヤ改正

西日本鉄道は、2019年7月20日(土)より、福岡都心部を運行する循環BRT(連節バス)の大幅増便を行う。同社は、福岡市と共働で、連節バスを活用した新たな交通システム「都心循環BRT」の形成を目指し、2016年8月に試行運行を開始。これまでに運行上の安全性や連節バスの有効性の検討、バス路線の再編・効率化による交通負荷の低減等について取り組んできた。

「都心循環BRT」とは連節バスの導入、わかりやすい停留所や専用走行空間の確保、鉄道や路線バスとの乗継強化などにより、従来のバスよりも速く、時間通りに、たくさんの人を運ぶ、分かりやすく使いやすいシステムのこと。都心循環BRTは、福岡市が進める都心部交通対策の柱である「都心拠点間の交通ネットワークの強化」と「道路交通混雑の緩和」を図る取り組みの一つで、マイカーから公共交通機関への利用転換を促進する。

今回のダイヤ改正では、現行の1日62便(内回り・外回り各31便)20~30分間隔を、94便(内回り46便、外回り48便)15分間隔に増便。都心部におけるスムーズな交通体系を構築し、マイカーから公共交通への転換を促進するとしている。通勤通学時の渋滞や混雑緩和などなど、さらなる利便性向上が期待される。